エリックボンパール杯 2008 女子SP 感想~浅田真央編~
ジャンプ
3F-3Lo 6.00-3.00=3.00
セカンドジャンプの3Loが1Loになってしまったことにより、SPでの連続ジャンプは最低でも3回転2回転で回らないと-3点の減点となってしまいます。もしコンビネーションに持ち込めず、3Fだけになってしまっても同様に、必ず-3点の減点があります。この場合はトリプルフリップの基礎点5.5-3.0=2.5となってしまいます。
ステップからの3Lz ! 1.09-1.00=0.90
SPでは必ずステップからのトリプルジャンプを義務付けられていますが、2回転になってしまったことにより、全ジャッジの判定は-3。よってGOEは-1。エッジについては昨年までの真央選手のルッツジャンプと比較してかなり改善されています。10割の確率でエラーやアテンションが付かないというのは、今年はちょっと無理かもしれませんね。苦手とするエッジはどの選手も試合ごとに判定が異なっているものです。
2A 3.50+2.00=5.50
柔らかい曲線としなやかな上体を保持したきわめて美しいイーグルからの2A。進行方向とは逆方向にアクセルジャンプを跳んでいます。他の選手はイーグルから進行方向に乗った形で、アクセルジャンプを跳んでいるのでスピードを利用できるのでしょうが、真央選手の場合は、進行方向とは逆方向に踏み切っているので、より難易度が高くなり評価も大きくなったと言えます。ジャンプの際に遠心力を上手く利用できる真央選手ならではでしょう。
スパイラルシークエンス SpSq レベル4 3.40+1.40=4.80
加点がもう少しあってもよさそうなのですが、これも大会ごとに1.4~1.8ぐらいまで差異が生じる感じがします。真央さんのケリガンはスプリットがなんと開脚180度。足先までピンと伸びた美しい脚線美です。チェンジエッジも昨年より深くなっていました。練習の成果が表れていたと思います。
スピン
FSSp フライングシットスピン レベル3 2.60+0.50=3.10
レイバックスピンと同様時間に押し迫られてって感じですかね、回転が不足していたのだと思います。
CCoSp4 チェンジフットコンビネーションスピン レベル4 3.50+0.80=4.30
新しくバトンキャメルを取り入れていました。ヨナ選手も従前からやっていますね。しかしヨナ選手よりさらに手の振りが加わっていましたね。
LSp3 レイバックスピン レベル3 2.40+0.90=3.30
次はきっちりレベル4をとってくるでしょう。心配はないと思います。
サーキュラーステップ レベル3 3.30+0.80=4.10
2A後間もなくしてステップ突入。円を描きながら左右に、上下に、複雑な動きを混ぜ、かつしなやかにステップを深く踏んでいました。よく体力が持ちますね。ほんと強靭な肉体を持っていると思います。
今日は時間がないのでここまで。改めて後日。
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